美しく楽しい作品をご覧下さい!

このブログでは子供たちに、美しくポエティックな世界観を持つ物や場所などを御紹介していきます。こちらのカテゴリーをご覧下さい子供向けショートフィルムとても美しい作品がフリーで見ることができます。

大人向けに作られて映像作品を多く取り上げておりますが、2歳ぐらいからの子供も楽しめます。

ヴィメオでカウチモードでもご覧いただけます !

自己紹介

Créateurs du blog : films pour enfants

Christophe Defaye と Olivier Defaye お問い合わせはメールにお気軽にご連絡ください。

「子どものための短編映画」をテーマとしたブログを、2015年4月に開始しました。
我々はアニメーション会社(AOKIStudio)の監督/プロデューサーとして活動しています。作品を制作するなかでだんだんと子どものための作品への興味が生まれてきました。何を子ども達へ提供しているのか?また、どのような選択肢があるのか?
そんな気持ちからこのブログをスタートさせました。
アニメーションスタジオの代表業と平行して、クリストフは映画祭の審査員として、オリビエはパリのビジュアルコミュニケーションスクール GOBELINSで講師として活動しております。

なぜ子どものための短編映画のブログなのか?

まず、とても数が少ないからです。これは、現在インターネットに溢れる天文学的なビデオ量でみると驚くべきことです。 当初、我々は自分の子ども達へ見せるために探し始めました。沢山の素晴らしい映画が見つかりましたが、まとまって見れるサイトがないため、サイトからサイトへ移動して探す必要がありました。一方、短編を制作する多くの監督が個人的なサイトで作品を公開していました、しかし、両親たちが世界中のサイトからこれらを探し当てるのは至難の業です。 実際には、これらは映画関係者やアニメーション学校の生徒などしか見られていない状況です。
このブログは、まず自分達のためでもあります。ある日はポエティックな作品、次の日はコメディーと毎日映画の世界を好きに散歩することができます。
是非皆さんも子どもへこのブログの作品を見せてあげてください。子どもは映画への様々な意見や感想を話してくれます。皆さんもすぐに子ども達の反応に気づくでしょう。

何歳からこのブログを見ることができますか?

3歳から99歳まで楽しめます!(もちろん100歳以降も!)実際に、このブログに掲載されている作品は、子どものために作られたものではありません。むしろ大人向けに作られたものです。しかし、このブログの面白さはここにあります。: 我々は子ども達が簡単には見ることができない映画を提供したいと考えています。

子どもにどのぐらいの時間、TVまたは映画を見せるのが良いと思いますか?

テレビ?テレビはまだ時間やコンテンツを選ぶことができません。6歳以下の場合、映画は週に2,3時間ぐらい大人と一緒に見ることが良いでしょう。映画をつけて子どもに見せっぱなしにするよりも、両親や友達などと会話をしながら見ることをお薦めします。ビデオゲームも、もし子どもに自由に遊ばせず大人が正しく使い方を管理するなら、素晴らしい教育材料になると思います。6歳~15歳ぐらいは、もっと日常的に映画を見ることになるでしょう。でも、ここでも映画を見ることは通常の行動ではなく、魔法の瞬間であって欲しいと思っています。

もし子どもが興味を示さない映画であっても、見せるべきだと思いますか?

「インゲンを食べなさい!」 はい、とても重要です。その映画に興味がなくても、子どもには様々な体験をさせることが重要です。 味覚が変わることもあるでしょうし、もしくはインゲンがやっぱり嫌いでも、その子は少なくとも一度は味わったことはあるわけです。大きな予算をかけた大作映画は子ども達の味覚をあっという間に標準化してしまいます、我々大人は食事のように、より早い時期に子どもたちに色々なジャンルの「味」を試させることが重要だと考えます。

映画を見せる意味はなんですか?

小 説や絵画、音楽などはリラックスするだけではなく、嗜好を構築します。ポエティックな世界観を中心に集められたこのブログが、子ども達の芸術的な目覚めのツールの1つになることを希望しています。 子ども達それぞれが好きな映画を選ぶことができます。その映画が好きか嫌いか、またどうしてそう思うのか、ということを考えることはとても重要です。それが創造(クリエイティブ)への出発点です。子ども達に「見たり・聞いたり・読んだりした」感想や意見を是非聞いてみてください。 それにより絵を描いたり物語を創造したり、音楽を学んだりという願望を与えることになります。

どんな基準で映画を選んでいますか?

このブログで紹介する映画は、ポエティックな世界観でオリジナリティのあるグラフィックを基準に選んでいます。
ディズニーや宮崎駿の作品は傑作ですが、彼らの世界観はクラシックでもあります。 このブログではもっと独創的で通常見ることのできない世界観を紹介したいと思っています。
我々は近年すべてが似た傾向にある大作映画からはとても遠い位置にいます。Norman McLarenや もっと最近の作品であるEmma Vakarélova : Avant que je devienne une îleなどは非常に良い例です。

どのように映画を見つけていますか?

アニメーション学校と映画祭で見つけることが多いです。学生の卒業作品の多くはとても素晴らしいものです。卒業制作は監督としてとても特別な時期です。1つの作品に大体1年間という時間をかけて1人でもしくはグループで取り組むことができます。しかも商業的な制約なしに。 完全に自由に自分の世界を表現できるのです。
また、映画を集めるために、並行して世界中の子ども映画祭のデータベースを作成しました。毎月映画祭で選ばれた作品を更新しています。これ は監督たちはもちろん映画祭の運営者たちにも役立つものです。 各映画祭の選択を見ることで映画祭ごとの嗜好を理解することにも役立ちますし、もちろん新しい映画を発見することもできます。 http://childrenfilmfestivals.blogspot.com

インターネットで自分でも探すことができますか?

はい、我々は多くの作品をVimeoに載せてある無料で見れる監督個人のサイトから選んでいます。しかし大変時間のかかる作業です。御両親が自分で探し選び出すのは膨大な時間がかかってしまいます。

特に好きな学校はありますか?

このブログで紹介している学校は、すべて素晴らしく秀でています。個人的にはフランスにあるLa poudrièreが好きです。彼らはとてもポエティックな世界観で独創的な2Dアニメーションを手がけます。また、ハンガリーのMOME Animation や東京の芸術大学も素晴らしいです。ロシアのSchool-Studio SHARも素晴らしい作家が多く輩出されています。この学校の作品をみると、とても独創的な世界の海で泳ぐような気分になります。

映画祭についてどう思いますか?

まず沢山の映画祭が存在します。またその中に多くの子どものための映画祭があります。それは素晴らしいことです。
映画祭では同じ感動を共有することができます。しかし残念ながら、その映画祭に行くことができるのは限られた子ども達だけです。 このブログに続いて、我々は学校や病院などの子ども達へ出向く映画祭をつくろうと計画しています。まだ計画段階ですが、子ども達に好きな作品を選んでもらう映画祭にしたいと考えています。

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